股関節痛

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股関節は日常生活において非常に使用頻度の高い関節です。つまりその分だけ股関節にも負担がかかる事になります。負担が積み重なると様々な症状として現れます。
股関節の周辺の筋肉の痛み
その周りの筋肉に負担がかかり続ける事で股関節の動きが悪くなり歩くにくくなる。
股関節に負担がかかる事で股関節が少しずつ変形し軟骨がすり減る事で痛む「変形性股関節症」
足に行く血流が悪くなり、足の骨が壊死してしまう事で起こる「大腿骨頭壊死症」
腫れやこわばりが主症状で、放置しておくと関節の変形の恐れもある「関節リウマチ」など、様々な症状が起こるリスクがあります。
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股関節痛に対する当院の考え
当院の股関節痛に対する考えとしては、身体の中でも股関節は重要な関節の一つなので、深刻な症状として考えています。股関節の痛みでご来院される患者様はとても多いです。「歩く」「しゃがむ」「座る」といった、何気ない動作において必ず使う身体の一部なので、痛みが発生する可能性は高いです。更に年齢による筋肉量の減少や使用頻度の過多など、原因は様々です。上記にも述べた様に放置してしまうと治療法が手術しかないといわれている「変形性股関節症」や自己免疫疾患の一つで骨や筋肉を破壊してしまう恐れのある「関節リウマチ」に発展してしまうので、早期的な治療が最善と考えております。
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股関節を放っておくとどうなるのか
股関節痛をそのまま放っておくと、主な症状としては、変形性股関節症や関節リウマチや大腿骨頭壊死症などの症状に陥ってしまう可能性が多くあります。本来股関節は、骨盤と大腿骨から形成されている関節なのですが、歩行時や日常生活動作による間違った使い方によって関節に負担がかかり軟骨がすり減ってしまったり、大腿骨頭への血流が悪くなってしまったりします。ですので、放っておいてしまうと、変形性股関節症や関節リウマチや大腿骨頭壊死症などの症状に陥ってしまう可能性が十分ありますので股関節がある場合は注意をする必要性があります。
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股関節痛の改善方法
股関節痛の改善方法としては、大きく分けて2つあります。1つ目はストレッチです。股関節周りの筋肉が硬くなっていることが考えられますので、柔軟性をつけて筋肉を柔らかくすることにより、関節にかかる負担を軽減することが出来ます。2つ目は適度な運動です。筋力が低下してしまうとそれだけ関節に負担がかかってしまうので、筋力が低下しない様に適度な運動をする必要があります。また、変形性股関節症の初期段階だった場合は、動かしすぎるとかえって痛みがつなくなってしまう場合もありますので見極めて、ストレッチと運動をしていく必要性があります。
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股関節痛にはどんな施術メニューがおすすめですか?
股関節痛では、股関節の周りの筋肉が硬くなっている事からの痛みが多く考えられます。そのような症状の患者様に対しては、当院では筋膜ストレッチを薦めさせていただいております。当院の筋膜ストレッチでは、ハムストリングス、大腿四頭筋、腸腰筋、殿筋、半腱様筋、半膜様筋にアプローチする事により股関節痛の改善、予防する事ができ、他にも広背筋、肋間筋にもアプローチする事が出来ます。またストレッチメニューの他にも全身矯正をすることにより、骨格を正しい位置に戻すことが出来る。筋膜ストレッチで筋肉を緩めてから全身矯正で骨格を整える事により股関節痛の改善、予防する事が出来るので当院では筋膜ストレッチ、全身矯正を推奨します。
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その施術を受けるとどう楽になるのか
筋膜ストレッチを受けると身体の筋膜が伸ばされ、筋肉の柔軟性ができます。股関節周りの筋肉に柔軟性ができることにより股関節の動きを良くしていきます。そうすることで痛みの改善はもちろん歩きやすさも出てきます。血流改善や、関節にかかる負担を減らすこともできるので股関節痛の予防にも繋がります。全身矯正を受けると、骨格を正しい位置に戻すことが出来ます。そうする事により骨格の歪みからくる股関節の痛みが改善されます。また、全身矯正を続けていく事により股関節痛の予防にも繋がります。
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軽減するための施術頻度は?
改善する為に必要な施術頻度は患者様のお身体の状態によって異なります。人の身体の細胞は3ヶ月で変化、6ヶ月で安定、12ヶ月で定着します。股関節周りの筋肉が硬くなっていたり、骨格の歪みが原因の場合柔軟性や歪みを改善させていくのに6ヶ月~12ヶ月程かかります。また、来院頻度が下がってしまうと定着までに時間がかかってしまうので始めのうちはあまり間隔をあけずに来院していただく必要があります。